子どもを蝕む「新宿脳」の恐怖

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台湾人の歌舞伎町ーー新宿、もうひとつの戦後史 [ 稲葉佳子 ]

稲葉佳子 青池憲司 紀伊國屋書店タイワンジンノカブキチョウ シンジュクモウヒトツノセンゴシ イナバヨシコ アオイケケンジ 発行年月:2017年09月15日 予約締切日:2017年09月14日 ページ数:252p サイズ:単行本 ISBN:9784314011518 稲葉佳子(イナバヨシコ) 1954年生まれ。

法政大学大学院デザイン工学研究科兼任講師、博士(工学)。

都市計画コンサルタントを経て、2008年よりNPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター理事。

2012年から新宿区多文化共生まちづくり会議委員 青池憲司(アオイケケンジ) 1941年生まれ。

映画監督。

監督作品に『ベンポスタ・子ども共和国』(日本カトリック映画賞受賞)、『琵琶法師山鹿良之』(毎日映画コンクール・記録文化映画賞受賞)、『野田北部・鷹取の人びと』全一四部(日本建築学会文化賞受賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 “ルンバ”の青春 1945ー49ー虚脱から再起へ(“やんちゃ”少年、内地へ留学する/ヤミ市から始まった戦災復興 ほか)/第2章 “地球座”から始まった歌舞伎町 1945ー49ー理想と停滞(鈴木喜兵衛が描いた理想のまちづくり/林以文、“地球座”に出会う ほか)/第3章 「歌舞伎町」前夜 1950ー54ー焦燥から光明へ(“博覧会”という宴のあと/駅前の“ヤミ市”去って、歌舞伎町に“青線”来たる ほか)/第4章 “じゅく文化”の裏に台湾人華僑あり 1955ー64ー胎動から興隆へ(“じゅく文化”は名曲喫茶から/娯楽のまちと暮らしのまち ほか)/第5章 台湾人が愛した歌舞伎町 1965ー74ー爛熟、そして変容(華僑ストリートになった花道通り/歌舞伎町の“ザ・台湾人華僑”たち ほか) “らんぶる”も“スカラ座”も“風林会館”も台湾人がつくったー終戦までの50年間、日本の統治下にあった台湾。

8万人あまりが“日本兵”として戦争に駆り出され、戦前から日本に“内地留学”をしていた者も多くいた。

戦後、今度は一転、“外国人”として裸一貫で放り出された台湾人はやがて駅前のヤミ市で財をなし、焼け野原に新たに構想された興行街・歌舞伎町を目指したー初めて明らかにされる、貴重な時代証言。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史

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